教育プログラムの特徴

1.教育の質保証

JABEE(日本技術者教育認定機構)とは、統一的基準に基づいて理工農学系大学における技術者教育プログラムの審査・認定を行うNGO(非政府団体)であり、JABEEの認定を受けた教育プログラムは技術者教育の国際的同等性が確保されます。本学科の教育プログラム「機械工学プログラム」は2004年4月1日からJABEEの認定を受けており、PDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルにより教育プログラムの継続的改善を図っています。現在の「機械工学プログラム」の認定期間は、次の通りです。
2009年4月1日〜2015年3月31日の6年間

2.重要な専門基礎科目に対する本学科の取り組み

重要な専門基礎科目(13科目)は、講義内容の理解を助け、勉学意欲を増進させるために、50人規模の2クラス並列授業を行っています(A&B科目と称す、工学部HPの履修要項・学修案内を参照)。特に、その中の数学・力学等の専門基礎科目(9科目)は講義と演習が一体となっており、演習課題を通して能動的に講義内容の理解を深めることができます。演習やレポートによるトレーニングは生涯学習能力(主体的に生涯にわたって継続して自己を向上できる能力)の養成に重要な役割を果す、と考えています。

特色ある教育

本学科では、以下のような特色ある教育を行なっています。

「フレッシュマンセミナーU」(1年後期):
機械や機械製品を分解し、各部品のスケッチを行い、その役割や特徴について考察し、「簡単な機械でも、一つ一つの部品に固有の働きがあり、それらが様々な役割(機能)を分担することにより、機械や機械製品全体の働き(機能)が実現されること」を学ぶ。分解する機械はラジコン、エンジン、ポンプ、掃除機など。授業は少人数のグループに分かれて行われ、部品のスケッチ、各部品の役割、機械や機械製品の働きに関する考察をレポートにまとめ、簡単な発表を行い、グループ討論を通して、文章力、発表能力等を養う。本科目は、機械や機械製品に直接触れることにより、2年次から学習する専門科目に対する興味を深めるための動機付け教育の1つでもある。

「機械工学セミナー」(3年後期):
設定されたテーマあるいは自ら設定したテーマについて、文献やインターネットによる調査・研究を行い、自分の考えを含めてレポートにまとめ、発表・討論を行う。本科目は、調査・討論・発表などを通して、問題の本質を洞察する能力、簡潔にかつ的確に自分の考えを伝える能力、自ら課題を見出してそれを解決する能力、などを養成する科目である。また、社会人の先輩二人による、「技術者とはどういうものか」、「開発等の実際の現場はどのようなものか」、「課題をどのように解決したのか」、「会社選びの決め手は?」「効果的な就職活動とは?」等のケーススタディに関する2回の講義あり、問題解決能力の養成の一助となっている。

「創造機械設計」(4年前期):
与えられた課題を実現するための機械や機械システムを設計・製作・評価する実習科目。与えられた制約(課題の目標や制約条件、コストも含む)や期限のもとで、機械や機械システムの企画・構想から、設計・製図、製作・組立、運転・評価(最後は競技会)までをグループ(チームワーク)により計画的に行う。途中、数回のプレゼンテーション、それにともなう修正案のグループ検討を経て、最終的な製品の完成発表と競技会を行い、最終報告書の提出を行う。本科目は、エンジニアリング・デザインを担う科目、すなわち問題解決能力(デザイン能力)を養成する科目である。

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