高橋研究室

 ロボティクス・メカトロニクスは、世界が抱える様々な社会問題に対処可能な研究領域として、また人の生活の質(QoL)の向上や労働の質(QoW)の向上に直結した技術領域として現在最も期待が寄せられている分野の一つです。 当研究室では、機械工学の視座からロボティクス・メカトロニクスを俯瞰し、特に下記の分野における未解決課題に取り組みます。
(1) 産業用ロボットの知的制御、(2) 群ロボットの協調制御、(3) 実世界モデリング
(4) 参加型センシング、(5) 代替インタフェースシステム、(6) エネルギ回生モジュール開発

 なかでも現在最も力を入れているのは、実世界モデリングに関する研究で、人や移動ロボットの位置を精度よく低コストで長期に渡って同定する、位置同定情報インフラストラクチャシステム(Universal Map: UMap)の構築です。 UMap は、巨大倉庫、病院、空港,ショッピングモール、大学キャンパス等に敷設して運用することが可能で、そのエリアの高度情報化を実現するキーテクノロジーとなります。
 この研究を通して、機械制御工学に加え、画像処理、センシング技術、ネットワーク技術、分散コンピューティング、アルゴリズム開発、AI技術の研究・開発に携わることができます。

  
研究室アピール

 高橋研究室は2017年10月1日にスタートした新しい研究室です。現在、大学院生4名、学部生5名を配属しそれぞれの学位獲得に向けて着々と研究を進めています。 卒・修・博論研究では1人1テーマで研究課題に取り組み、問題解決能力の向上と、国内・国際会議での発表を通しての説明力・情報発信力の向上に重点をおいた研究指導を行います。 社会に出てからも技術の第一線で活躍できる人材の輩出を目指しています。
 学内では余研究室と共同でゼミや各種イベントを行っています。配属生の1人1人が自身の成長を実感でき、明るく楽しく充実した研究生活・学生生活を送れる研究室作りを目指しています。
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担当教員

高橋 淳二  准教授
所属 機械システム工学コース 
高橋研究室(機械工学科2号棟3階3010室)
専門分野 ロボット工学
学位 工学博士(2010年)
主な研究 ○位置同定インフラストラクチャシステムの構築
〇自動組み立てロボットの高速化
○群ロボットの協調制御アルゴリズムの開発
○参加型センシングによる都市環境視覚化
○筋電位信号インタフェースの開発
○スポーツ技能の定量評価
所属学会 IEEE、日本ロボット学会、日本機械学会、計測自動制御学会、日本バーチャルリアリティ学会
電話・FAX 099-285-8270
E-mail takahashi@mech.kagoshima-u.ac.jp
※@を半角に直してください
 
主要論文・著
1. Junji Takahashi: A Concept and Recent Results of Universal Map: Cloud-based Positioning Infrastructure System, in Proc, of Int. Workshop on Smart Sensing System, 2018.6. (Invited Talk)
2. 伊東聖矢,金子直史,高橋淳二,鷲見和彦,“屋内既知環境におけるワンショット大域位置推定”,精密工学会ビジョン技術の実利用ワークショップ(ViEW),2017.12.
3. Tomoya Kaneko, Junji Takahashi and Yoshito Tobe, “Implementation of an Algorithm to add Transient Landmarks into a Prior Map for Location Sensing,” The 2nd Int. Workshop on Smart Sensing Systems, Oulu, Finland, 2017.8.
4. 高橋淳二,小花祐輔,磯山直也,戸辺義人,ロペズギヨーム:YKOB: 参加型センシング志向の自転車とスマートフォン端末を用いた道路路面状態の調査,電気学会論文誌C,vol.137,no.4, pp.658-666, 2017.4.
5. 高橋淳二,坂東央晃,ロペズギヨーム:居合道における熟練度評価基準の分析とモーションキャプチャ計測による定量評価,日本バーチャルリアリティ学会論文誌,vol.21, no.3, p.541-548, 2016.9.
6. Junji Takahashi, Tomoya Fukukawa, Toshio Fukuda: Passive Alignment Principle for Robotic Assembly between a Ring and a Shaft with Extremely Narrow Clearance, IEEE/ASME Transaction on Mechatronics, issue 1, vol.21, pp.196-204, 2016.2.
7. 高橋淳二,福川智哉,福田敏男,“受動調芯原理を利用したロボットマニピュレータによる自動精密はめあい”,日本ロボット学会誌,vol.33, no.5, pp.362-369, 2015.6.
8. Junji Takahashi, Noel Segura Meraz, Yasuhisa Hasegawa, Yoshiyuki Sankai: The Discriminant Criteria Detecting Operational Intention from Myoelectricity for Alternative Interface System, Trans. on Control and Mechanical Systems, vol.2, no.1, pp.13-19, 2013.1.
9. Junji Takahashi, Takuya Yamaguchi, Kosuke Sekiyama, Toshio Fukuda: Communication Timing Control and Topology Reconfiguration of Sink-Free Meshed Sensor Network with Mobile Robots, IEEE/ASME Transaction on Mechatronics, Vol.14, No.2, pp.187-197, 2009.4.
10. 高橋淳二,新井史人,元尾幸平,福田敏男,糸魚川貢一,田中賢次:機械的蓄積機構を利用した小型発電デバイスの機構設計と最適化”, 日本機械学会論文集(C編)73巻729号, pp.1501-1507, 2007.5.
学術賞 情報処理学会 第79回全国大会大会奨励賞(指導学生)(2017)
電子情報通信学会東京支部学生奨励賞(指導学生)(2017)
FA財団論文賞 (2016)
日本ロボット学会第30回学会誌論文賞 (2016)
IPSJ Mobile Comp. and Ubi. 通信研究会第71回研究会優秀発表賞(指導学生)(2014)
第17回人間情報学会 最優秀賞(指導学生)(2013)
計測自動制御学会中部支部第43期研究奨励賞 (2013)
Best Paper Award in IEEE 9th International Symposium on DARS (2008)
Finalist of Best Student Paper Award in IEEE ROBIO (2007)
名古屋大学学術奨励賞 (2007)
発明・特許 “組み立て装置,部品の組み立て方法及び相対位置調整方法”, 特許第6184169号 (2017)
“ロボット装置及び部品の組み立て方法”, 特開 2014-117766
“発電装置及びそれを用いた充電装置”, 特開 2007-129814
その他 第29回ロボット学会学術講演会 出版委員長 2011
計測自動制御学会 計測部門 スマートセンシングシステム部会 副主査 2013〜現在

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