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私の研究室では圧縮性流体力学に関連する研究を行っています.「流体」とは,液体と気体の総称です.「圧縮性」とは体積が変化する特性です.例えば,小さな風船を両手で圧縮すると体積が小さくなりますが,水風船を両手でいくら圧縮しても小さくなりません.空気の場合,圧力をかけたときに体積が小さくなるということは,密度が増加することを意味します.つまり,圧力の変化に伴い密度の変化が生じます.これは気体特有の現象であり,圧縮性流体力学は気体だけを対象とします.
流れている気体では,圧力変化は気体が高速で流れることにより生じます.流度が音速を超えて超音速になると,衝撃波と呼ばれる波が生じることがあります.私の研究室では,様々な工業機器内に生じる超音速流れや衝撃波に関する研究を行っています.加えて,鹿児島人工衛星開発部会の一員として超小型人工衛星KSATの熱設計も行っています.
低密度超音速噴流を用いるドライコーティングの気体力学(背圧0.1kPa)
噴射圧 (1) 2kPa, (2) 6kPa
JAXA内之浦宇宙空間観測所でのエンジン燃焼試験にて(平成31年3月8日)
2000.3 博士(工学) 九州大学
2000.5 英国Cranfield University, College of Aeronautics 客員研究員
2001.4 北九州市立大学国際環境工学部 講師
2005.4 北九州市立大学国際環境工学部 助教授
2005.10 鹿児島大学工学部機械工学科 助教授
2007.4 鹿児島大学理工学研究科機械工学専攻 准教授
2012.4 米国Florida State University, Department of Mechanical Engineering 客員研究員2015.1 鹿児島大学理工学研究科機械工学専攻 教授
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