国立大学法人鹿児島大学 工学部 先進工学科 機械工学プログラムMechanical Engineering Program, Kagoshima University

学修案内(シラバス)

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1年次 機械工学専門科目

フレッシュマンセミナー

講義の概要

 「機械」が意味する内容は多岐にわたり、航空機、自動車、ロケット、ロボットはもとより、発電所などのプラントなども含まれる。「機械工学」は、これらのモノを作るのに必要な学問分野の集大成である。本授業では、機械工学の概要を理解すること、機械や機械製品の分解・組立を通して、各部品の役割と機械や機械製品全体の働きを理解することを目的とするとともに、「機械工学」への興味や2年次から学習する専門科目への興味を深めることを目的としている。

 本授業は、前半(の1~7 回目)は講義形式の授業、後半(の8~15 回目)はグループワーク形式の授業で構成される。授業の前半では、機械工学プログラムの教員各自の専門分野に関係した入門講義を通して、機械工学の概要を学び、各人興味のある分野を見出す。授業の後半では、複数のグループに分かれて、機械や機械製品の分解・組立や部品のスケッチを行い、各部品の役割(部品の機能)について調査・考察する。簡単な機械でも一つ一つの部品に固有の働きがあり、それらが様々な役割(機能)を分担することにより、機械や機械製品全体の働き(機能)が実現されることを学ぶ。また、調査・考察した内容をレポ
ートにまとめ、簡単な発表を行い、グループ討論を行うことを通して、総合的に文章力、発表能力などを養う。

工業力学I及び演習 A&B

講義の概要(目的と内容)

力学は力とそれによる物体の運動に関する学問である。したがってほとんどすべての機械工学の専門科目の基礎となる。本科目によって,力学における物理量と基本法則及び力学現象への適用法を十分理解する必要がある。

本講義では「運動と振動」分野の≪運動の法則≫を4コマ(正味6時間)と<質点の力学>について3コマ(正味4.5時間),<質点系の力学>について3コマ(正味4.5時間),<剛体の力学>について4コマ(正味6時間)の授業を行う。本講義は2つのクラスに分けて行う。クラス分けは授業開始前に掲示するので各自確認すること。